『わかりやすさという売り』
サイトで人気の石井ゆかりさんの初著書、という事でいいのでしょうか？
非常にわかりやすい内容で、彼女独特の語り口も気持ちよく
ページをめくる手がとまらない一冊です。
彼女はわりと悪いことを悪くは言わないし、良い事も大げさに良い事としては言わない。
どちらかというと悪い時には悪い中に光る功名をみつけだそうとし
良い時にはいましめともとれる、気持ちを引き締める言葉を紡ぎだす。
それが、はっきり言わない逃げととられる事もあるかもしれませんが
私はそこが彼女の人気の理由のひとつだと思っています。
ただ、この本は行間がとても広く、文章の言葉数自体は少ないんです。
なので、このスカスカ感がちょっと残念な気持ちにはさせるのですが
ある意味これも読みやすさというものかもしれません。
あしたに元気をくれる一冊
そんな感じでお手元におくのはいかがでしょうか。